新しく訪問介護の仕事を始めてみたいけど私にはできるのか不安…。
やってみたいけど近くでやっている人もいないし私には向いてるかな
向いてるならやってみたいけど実際にどんな仕事をするのかな
仕事するなら資格とかいるのかな
こんな悩みに答えていきたいと思います。
記事を書いている人はこんな人
介護施設にてリーダーとして初めて介護の仕事をしている人の指導もしてきました。
私が実際に見てきた経験もあるため信ぴょう性はあると思います。
この記事を読んでわかること
- 訪問介護に向いている人の特徴がわかる
- 訪問介護の仕事内容がわかる
- 訪問介護のメリット・デメリットがわかる
- 訪問介護が未経験でもできるかわかる
これを読めば未経験でも自信をもって訪問介護ができるようになるかも…
訪問介護に向いている人の特徴5選
結論として訪問介護に向いている人の特徴としては5つがあります
- コミュニケーション能力が高い
- 責任を持って最後まで成し遂げられる
- 健康で体力に自信がある
- 臨機応変に対応できる
- 人が好き
1つずつ解説していきます。
【特徴①】 コミュニケーション能力がある
訪問介護の仕事は最初は先輩職員とともに回ることもありますが慣れてくると一人で回るようになります。
一緒に回っているときであれば先輩がリードして話してくれますが一人であれば自分から利用者との会話をしていくようになります。
コミュニケーション能力があることで話しもはずみ、仕事が楽しくできるようになるでしょう。
利用者にとっては黙々と仕事をしている人のほうが信頼できると感じる人もいるため話し過ぎも嫌われる原因になるかもしれません。丁度いい距離感が大切です。
【特徴②】 物事に責任を持って最後まで成し遂げられる
訪問介護は訪問先によって業務がことなるためしっかりとした目安がありません。
訪問先が連続であったり連勤で疲れているとつい中途半端でも…と悪い気持ちが生まれてきます。
そんなときでも誘惑に負けず責任を持って成し遂げられる人が訪問介護の職員として信頼をもたれ安心したヘルパーになれます。
【特徴③】 健康で体力に自身がある人
訪問介護は連続で業務があり1日で数件の家の掃除をしたり何人分も料理をしなくてはいけません。
体力が少ない人の場合1,2件は問題なく回れても3,4件になると疲労がたまり辛くなってしまいます。
更に時間内に終わらせないといけないこともあり仕事が嫌になってしまいます。
体力に自信があるまではいかなくてもある程度は体力が必要ということは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
最初は体力に自信のない方でも仕事をしながら少しずつ体力をつけていくことも可能です。働いてみて大変であれば上司に相談し、訪問数を減らして体力がついてから増やしていくこともできます。無理なく長く働くことが大切です。
【特徴④】 臨機応変に対応できる人
訪問介護は一人での業務がほとんどであり訪問先で起きた出来事は自分で解決する必要があります。
利用者の急変や要望に答える対応が求められ、臨機応変に対応できる方が向いている方になります。
しかし、会社の携帯や上司の連絡先などわからないことがあった際には聞く状況をどこの事業所でも作っているはずです。
わからないことがあればすぐに相談することで、トラブルなく終えていくことができるようになります。
【特徴⑤】 人が好きな人
介護の仕事は利用者ができないことを手伝わせていただく仕事です。
そのため人が好きということはアドバンテージで介護に向いている特徴だと思っています。
しかし、相手のことを思いすぎると踏み込みすぎてトラブルなどの原因にもなってしまうため丁度いい距離感を保つことが必要です。
訪問介護の仕事内容
訪問介護の仕事内容は細かく分ければいくつもありますがおおきく分けると身体介護と生活援助の2つに分けられます。
それぞれこのような仕事があります。
- 身体介護
食事介助 入浴介助 清拭 歩行介助 更衣介助 排泄介助 体位変換 移乗介助 etc… - 生活援助
食事の準備 掃除 洗濯 移動介助 薬の受け取り 爪切りや血圧測定 耳掃除 etc…
身体介護【利用者に直接関わり援助する】
身体介護はおむつの交換や食事を手伝ったりと直接的に関わって援助するものになります。
また、利用者と一緒に行う調理や掃除も身体介護にあたります。
生活援助【利用者に間接的に援助する】
生活援助は掃除や洗濯、買い物代行など利用者と間接的に関わって援助するものになります。
間接的ではあるも本人に対してのみ行えるため同居家族の分の調理や飼っているペットの世話などはできないため注意が必要です。
身体介護・生活援助どちらも必要
直接的、間接的と違いはあるものの訪問介護としては利用者の状態に合わせて生活援助か身体介護のどちらかを利用して行きます。
利用者と一緒に掃除をする身体介護でも体調が思わしくなければ、代わりに行い生活援助となることもあるため訪問介護員はどちらもできていることが必要です。
訪問介護のメリット・デメリット
訪問介護のメリット3選
訪問介護のメリットは下記の3つです。
- 利用者への個別援助ができる
- 自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能
- 人間関係のトラブルが少ない
【メリット①】 利用者への個別援助ができる
訪問介護は1対1の個別ケアとして仕事をしていきます。
少人数型の施設もありますが、数人の利用者が1つのグループとしてケアをしていき1対1ではありません。
1対1で個別にケアが行えるためより1人1人に合わせた対応が可能になります。
【メリット②】 自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能
訪問介護は訪問先に直行・直帰で仕事が行える事業所も珍しくありません。
そのため子供が保育園、幼稚園に通っている数時間の間だけ。夜だけ働く副業として訪問にいく仕事形態も可能になります。
自分の今のライフスタイルに合わせて仕事ができ、大きく生活を変える必要がない大きな特徴があります。
【メリット③】 人間関係のトラブルが少ない
訪問介護は1人で仕事することが多いため施設型の介護に比べて人間関係のトラブルが少ないです。
過去に人間関係でトラブルを抱えた事がある方でも問題なく働ける可能性があります。
しかし、何か起きた際も1人での対応となるため人間関係以外で大変と感じるところが出てくるかもしれません。
訪問介護のデメリット2選
訪問介護のデメリットは下記の2つです。
- 決められた時間内でサービスをおわらせなければならない
- すべての対応を1人で行わなくてはならない
【デメリット①】 決められた時間内にサービスを終わらせなければならない
訪問先でのケアは普段と違う出来事などなければ時間内に終わらせなければなりません。
しかし、丁寧にやりすぎたり訪問回数が少なく慣れていない場合、時間内に終わらせられず想定していた時間を越してしまうこともあります。
次の訪問がなければ多少遅れても問題はありませんが連続で訪問が入っている場合、1つが遅れてしまうとすべての予定が遅くなっていってしまいます。
慣れないうちはスムーズにできず、利用者よりも時間ばかりを気にして仕事が嫌になるかもしれません。
【デメリット②】 すべての対応を1人で行わなくてはならない
訪問先へは1人で向かうため訪問先で起きた出来事はすべて自分が対応をおこなわなくてはいけません。
施設型であれば看護師や医師がいるところもあり、仮に利用者が倒れたりした場合でもすぐに看護師が対応してくれたりします。
何かあっても落ち着いて上司やリーダーに報告し、救急車などの対応方法を確認し自分で電話などを行う必要があります。
訪問介護は未経験でも可能か
結論:訪問介護士として働くためには資格が必要です。
でも、無資格でも諦めないで大丈夫です。
1つずつ説明していきたいと思います。
【要研修】訪問介護として働くためには研修が必要
訪問介護として働くためには下記の研修を修了している必要があります。
- 介護福祉士実務者研修(旧ヘルパー1級)
- 介護職員初任者研修 (旧ヘルパー2級)
- 生活援助従事者研修(生活援助のみ可能)
上記の研修は無資格でも働ける施設型の介護職員でもステップアップとして最初に受ける方が多い研修であり、誰しも受けた経験があると思います。
特に実務者研修は介護福祉士の受験資格の1つとしてもあり、介護で長く働こうとする方であれば必須の研修です。
【諦めないで】未経験でも採用してくれるところもある
研修を修了していないとできない訪問介護ですが無資格未経験でも採用してくれる事業所もあります。
介護業界は人手不足の業界のため働きたいと思う方であれば是非採用したいです。
そのため研修の修了も含めて事業所が責任を持って採用してくれるところもあります。
仮に働きたいのであれば無資格でもあきらめず1度話に行ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
あらためて訪問介護に向いている人の特徴は下記の5つです。
- コミュニケーション能力が高い
- 責任を持って最後まで成し遂げられる
- 健康で体力に自信がある
- 臨機応変に対応できる
- 人が好き
訪問介護に向いている人に当てはまらなかった人でも正直諦めなくて良いです。
介護と聞いて良い話を聞かない最近、その中少しでも介護に興味を持ってくれたあなた。
私としてはそれだけでも向いていると思います。
読むだけで落ち込んだりせず、気になったのであれば近くの施設に1度見学など行ってみてはいかがでしょうか?
それで合わないと感じたら辞めたら良いと思います。
あなたが楽しく仕事をできるのを祈っております。
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